めげないおばあちゃん

sobolog2005-05-27



早朝、玄関にどさりとフキが届けられた。
倉渕村に住む知人からの、毎年の贈り物だ。
「やっぱり、来たか・・・」
おばあちゃんはうれしそうだ。手の痛みがあるので、
フキを切る役目は、ハハがひきうけることになった。

「ちょっと育ちすぎじゃないの?このフキ・・・」
「大丈夫、あたしの手にかかれば、美味しくなるから!」
きっぱりと言い切るおばあちゃん。
フキは下ごしらえが大変だが、昨年から白湯煮して煮含める
という技を考えたので、作業はぐんと楽になったという。
炭火でじっくりと煮たフキは、驚くほどやわらかくて美味しい。

おばあちゃん、出来上がったら私にも送ってください。(孫娘)